スプリント力はジャンプ力を上げるのに有効?関係ない?

バスケやサッカーなど両方の能力を求められるスポーツは多いと思います。
ではこの2つの力にはどのような関係があるのか。
簡単に言うとジャンプ力を上げると足は速くなるのか、ということです。

結論から言うと、関係あります。

ただこれだけだと物足りないので、今回はもう少し詳しく解説します。
関係がある部分と関係がない部分、それぞれを知ることでトレーニングの効率も上げられると思います。

それでは始めて行きましょう。

目次
①2つの能力の定義
 1.跳躍力とは何か
  ・足の大きな筋肉をメインに使う
 2.スプリント力とはなにか
②能力の相関について
 1.共通するのは筋力が必要なこと
 2.特にショートスプリントに相関がある
 3.後半は跳躍力とは別物
 4.事実ジャンプ力がある人は足が速い
 5.使う筋肉が一緒なことが大きい
③相関を阻害する要因
 1.力の出し方を考えないと相関しない
 2.身体のバランスを崩すと逆効果
④まとめ

①2つの能力の定義

まずは能力の定義をしていきましょう。

1.跳躍力とは何か

跳躍力といってもいろいろあります。

高く跳ぶ力、速く跳ぶ力、遠くに飛ぶ力、どれも跳躍力です。
さらに言うとバスケなどのジャンプや陸上の跳躍はかなり意味が違います。

それぞれ意味が違うのであれば、
一言に跳躍力といってもスプリントと関係ないものもあるのではないかと思うかもしれません。

ここではどちらかというとバスケのジャンプや、垂直跳びの力などを中心に話していきたいと思います。
しっかりと地面を押してジャンプするタイプの跳躍です。

足の大きな筋肉をメインに使う

跳躍には大殿筋やハムストリングスなどをメインに足の筋肉を使います。
また腕振りに上半身の筋肉も使います。全身運動です。

そして跳ぶためには股関節や膝関節を素早く屈曲・進展させます。
高く跳ぶ時と遠くに飛ぶ時は力を発揮する向きが違うと考えて下さい。

これを跳躍力と解釈しましょう。

2.スプリント力とはなにか

これも解釈がいろいろあると思います。
スプリントに関し技術を細かく言い出したらキリがありません。

ここではシンプルに「速く走る力」としましょう。
50m走や100m走など短い距離を速く走る力です。

これが跳躍力と相関があるか説明していきます。

②能力の相関について

ここからは2つの関係について解説していきます。

1.共通するのは筋力が必要なこと

2つの能力の共通点の一つ目は、どちらも筋力が必要であるということです。

この2つに限らずですが、大殿筋などを中心とした下半身の筋力、
広背筋などの上半身の筋力はとても重要です。

この共通する筋力を高めることで、両方の能力が同時に鍛えられる可能性は大いにあります。

2.特にショートスプリントに相関がある

跳躍力は特にスタートから30mなどの短距離で活きる可能性が高いです。

短距離走の前半は加速のために大きく地面に力を加えます。
接地時間も中間疾走に比べると長く、力を加える時間があります。

跳躍で鍛えた力も十分使うことができるでしょう。

短距離の前半は技術よりもパワー!ということですね。

3.後半は跳躍力とは別物

逆に後半の失速を抑えるような技術は別物です。

比較的長い時間の接地で力を発揮する跳躍力は、後半の短い接地では力を発揮しにくいです。

どちらかというと短い接地で重心を引き上げるような別の技術を鍛える方が効果的です。
それ以外にも後ろに流れた足を前に戻す力など、跳躍とは別の筋肉の使い方をします。

一度ですべての力を出し切る跳躍と、循環運動であるスプリントの大きな違いですね。

4.事実ジャンプ力がある人は足が速い

跳躍力とスプリントに共通するところ、
逆に違うことろについて話をしましたが、
やはり2つにはある程度の相関があると感じます。

陸上短距離選手の練習を見ていると、かなりの跳躍力があります。(立ち幅跳びなど)
逆にバスケなどでジャンプ力がある人は、瞬発的なダッシュが速いですね。

この事実が一番の証拠でしょう。

5.使う筋肉が一緒なことが大きい

やはり相関がある一番の要因は、どちらも同じ筋肉を中心に使うことでしょう。

メインは大殿筋やハムストリングスです。

また瞬発的に筋力を発揮する点も同じです。

③相関を阻害する要因

ここからは相関の邪魔をする要因について解説します。

1.力の出し方を考えないと相関しない

ジャンプとスプリント。
相関があると言っても実際は違う運動です。

片方を鍛えればもう片方も必ず伸びるとは限りません。
大切なのは正しい使い方をすること。

ジャンプは主に助走などの力を上方向に変換する技術が必要です。
スプリントは短い時間に大きな力を発揮させたり前方向に力を出すことが大切です。

このように力の向きを考えることも力を相関させるためには必要です。

2.身体のバランスを崩すと逆効果

これはトレーニング全般に言えることです。

体には運動をするのに適したバランスがあります。
上半身と下半身のバランス、
大腿四頭筋とハムストリングスなど前後のバランス、
左右のバランスなどです。

このバランスを崩してしまうと力が発揮できないばかりか、
怪我のリスクも高まってしまいます。

一見不要と思えるような部分も、
バランスを考えて鍛えるようにしましょう。

④まとめ

ジャンプとスプリントですが、
どちらも筋力を瞬発的に使うということで相関があります。

一緒に鍛えていくことでより効果的に能力を高めていくことが可能です。
トレーニングに苦戦している人はぜひ取り入れてみてください。

では今回はこの辺で!
ありがとうございました!

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